AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といったデジタル化の進展は、やがて訪れる社会にどのよう変化をもたらすのでしょうか。
政府は、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続いて訪れる社会モデルを提唱しています。
その未来社会は「 Society 5.0 」と呼ばれ、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」として提唱されています。
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この大きな枠組みの一つとして、ビッグデータやAIを駆使した健康寿命の延伸と快適で活力のある社会の実現というテーマが取り上げられいます。このような趨勢のなかで重要なこととは一体何でしょうか?
「 サイバー空間(仮想空間)」と「フィジカル空間(現実空間) 」つなぐインターフェイスとして私たちの脳は不可欠となりますので、 Society 5.0 では脳のトレーニング、即ち瞑想はますます注目されるようになるでしょう。
ニューロメディテーションの第一人者であるTarrant博士(クリック>>)もVR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術をつかった瞑想法を開発し、その有用性に関する学術的な報告を行っています1)。
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この大きな枠組みの一つとして、ビッグデータやAIを駆使した健康寿命の延伸と快適で活力のある社会の実現というテーマが取り上げられいます。このような趨勢のなかで重要なこととは一体何でしょうか?
このような技術が整っていく中で改めて大切になことは、一人一人が賢く学び、科学的なエビデンスに基づいた心身の健康づくりに取り組む姿勢だと思います。テクノロジーの進展に圧倒されるだけでなく、新しい技術を積極的に学びそれを活用していく姿勢はヘルスリテラシーの一つの要素として不可欠になるでしょう。
新しいことにチャレンジして学びつづける一年にしたいと思います。本年もニューロメディテーションをよろしくお願いいたします。
代表 谷口あけみ
1.Tarrant, J., & Cope, H. (2018). Combining frontal gamma asymmetry neurofeedback with virtual reality: A proof-of-concept case study. NeuroRegulation, 5(2), 57–67. see here >>