受動的注意集中(Passive Concentration)について

 オープン・モニタリング瞑想>>クリック)などで求める「注意」について、これまで説明させていただいておりました。そこでの「注意」とはフォーカス・アテンション瞑想で訓練する「トップダウン(top down)注意機能」とは異なる「注意」機能を訓練するのですが、このトレーニング対象となる脳機能を表現できる適切な用語を探しておりました。

 今日もっともしっくりくる言葉を知りました!

 それは「受動的注意集中(Passive Concentration)」という用語です。自律訓練法を専門とする先生から教えてもらった表現なのですが、 オープン・モニタリング瞑想 で求める「注意機能」も、この表現にもっとも近い注意機能を訓練しているのではないかと考えました。

 努力して無理やり、身体の感覚に向けたり、湧き上がる思考に注意を向けるというよりは、一歩引いた感じで「観察」する姿勢にこの表現はピッタリではないでしょうか。

 ”let go” : 手放す、ありのままを受け止める態度を的確に表していると思います。

 きっと外出制限によってさまざまなストレスに向き合っている今の私たちにも求められ、有効な態度ですね。もう少し勉強してみます。

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受動的注意集中(Passive Concentration)について への1件のコメント

  1. diziler

    Having read this I believed it was very informative. I appreciate you taking the time and effort to put this short article together. I once again find myself personally spending way too much time both reading and commenting. But so what, it was still worthwhile! RAA

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